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「世界が販売禁止に乗り出す、“つぶつぶ入り洗顔料”の危険」 引用記事です。

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今回の気になる記事は、化粧品関係でよく見かける"つぶつぶ配合のスクラブ製品"についての記事です。私は数年前に、洗顔料のスクラブタイプのを試しに一度だけ買いましたが、どうも使用感が良くなかったのでその後は買ったことないです。スクラブ製品と言ってもいろんなタイプが有って商品も多様ですので全て危険とは言えないようですが、見極めて買うのは大変そうですね。下の記事を要約すると、「スクラブ製品の微粒子は下水処理施設のフィルターなどを通り抜けて湖や池、海などに流れついてしまう。そしてそこに存在する殺虫剤のような毒素や重金属など有害物質や汚染物質を吸収する性質がある。そして魚が有害物質を吸収した粒子を食べるため、人間が汚染された魚を食することになり、食物連鎖に毒素を入れ込む媒介になっている。」と言う怖い話になっています。マグロには水銀が多く蓄積されているので、たまに食べる分には影響がないけど、妊婦さんはできるだけ食べない方が良いって前から知っていましたが、スクラブによる環境汚染の食物連鎖の話は初めてでした。これが無くては絶対に困ると言う製品ではないと思うので、早く日本でも対処して欲しいですね。

ちぇっく(下の記事は、ITmedia ビジネスオンライン 1月28日(木)配信より引用しました。)
「世界が販売禁止に乗り出す、“つぶつぶ入り洗顔料”の何が危険なのか」
 最近、スクラブ製品(古くなった角質層を取り除く効果があると言われている)が、世界的に注目されているのをご存じだろうか。
【マイクロビースは人体にも環境にも危険を及ぼすという】
 私たちが何気なく使っているスクラブ洗顔料や歯磨き粉、クリームなどの一部には、いわゆる「マイクロビーズ」と呼ばれるプラスチックの粒子が使われている。その粒子が、実は非常に危険な物質であると指摘されているのだ。

 そして今世界では、マイクロビーズを含んだスクラブ製品は近い将来、完全に姿を消すと見られている。そして洗顔料や歯磨き粉、化粧品などにマイクロビーズが使われている日本にも、いずれその流れは波及することになるだろう。(誤解ないように言っておくが、すべての「スクラブ」がプラスチック粒子を配合しているわけではない……例えば、植物性のスクラブもある)

 2015年12月28日、1年が間もなく終わろうかという年の瀬に、米国である法律が成立した。バラク・オバマ米大統領が、「マイクロビーズ除去海域法」という法案に署名し、法律が成立したのである。これによって米国では2017年7月から、スクラブ洗顔やせっけん、歯磨き粉に入っているツブツブ(マイクロビーズ)が製造禁止になり、その1年後の2018年6月には販売が全面禁止になる。

 米国がマイクロビーズの使用を違法にすることにした背景には、この小さな粒子が環境に与える大きな悪影響がある。マイクロビーズの粒子は洗顔などの後に下水管を通って処分される。だが微粒子のために下水処理施設のフィルターなどを通り抜けてしまい、そのままの形で自然界に流されてしまうという。そして湖や池、海などに流れつくのだ。

 こうした粒子は殺虫剤のような毒素や重金属など有害物質や汚染物質を吸収する性質がある。魚が有害物質を吸収した粒子を食べるため、その後、人間が汚染された魚を食することになる。要するに、食物連鎖に毒素を入れ込む媒介になっているのだ。

●日本での状況

 日本では、1980年代にマイクロビーズを含んだ洗顔料がヒットしたことで“スクラブ”は市民権を得た。そして現在でも、毛穴の汚れを取るといった効果を売りに美容に敏感な人たちの間で人気の商品となっている。近所のドラッグストアやコンビニに行けば、スクラブ商品はすぐに手にはいるほど身近になった。ただ多くの化粧品会社で対策が遅れているという声が出ている。

 実のところ、日本政府はこの問題を認識している。2014年に日本近海でプラスチックについて調査を行っており、環境省はマイクロプラスチック(5ミリ以下のプラスチック片で、マイクロビーズを含む)についてこう説明している。「サイズが5mmを下回ったものをマイクロプラスチックと呼び、これまで数百μmから1mm程度の大きさを持った微細片の浮遊が、世界各地の海域で確認されています。動物プランクトンと同程度の大きさを持ったマイクロプラスチックは、魚類等による誤食を通して容易に生態系に混入するため、その表面に付着した汚染物質の生物体内への輸送媒体になる可能性も指摘されています」

 ちなみに日本周辺はアジア諸国から出るプラスチックごみが集まる海域として知られている。また魚をよく食べる日本人は有害物質を飲み込んだ魚を体内に入れている可能性があるため、政府は早急に問題に取り組む必要がある。




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